世界のシェア2位を確立している建設機械は、
日本の得意分野の一つです。
コマツ・日立建機・コベルコ・住友建機などの
大手メーカーが世界中で活躍しています。
重量6トン未満の「ミニシャベル」を世界で初めて開発
したのは、長野県にある竹内製作所という会社で、
従業員数500名に満たない小規模企業でありながら、
米キャタピラー社やコマツなどの巨大世界市場で競う程の
グローバル企業なのです。
年間2000時間以上の稼働の耐久性が、
特に欧州では評価されていて、「TAKEUCHI」ブランドは、
「小型建機のベンツ」<とも呼ばれています。 そして、更にブランド力を高めたのは、 1989年の米ソ冷戦の象徴であった 「ベルリンの壁」の撤去作業で活躍したことでした。
海外での売り上げが95%以上を占める
竹内製作所は、現在でも中国・ロシア等の新興国の
市場をの開拓に力を入れているのです。
日本では個人宅を建てる時でもよく目にする
ミニシャベルカー、普及率も高く、確かに
小回りも聞くし、細い道でもするする入って
行きますし、現場の即戦力ですよね。
普通に目にするこうした重機器ですが、
海外にはこれに匹敵するものがないのかと
思うと、ちょっと驚きというか、日本の
技術力って本当にすごいんだなっと
改めて思いました。
小さくても高性能で力強い。
まさに高級外車ベンツに匹敵する
素晴らしい重機器です。
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