お金持ちが逃げ出す事態に発展している
アメリカの研究所と中国の清華大学などが中国の深刻な大気汚染を調査した結果、屋外の大気汚染が
原因の死者数が2010年では1,200,000人を超えていることを発表し、これは大気汚染が原因で死亡して
いる世界各国の死者数の40%に迫る勢いということです。
中国における2010年の死亡リスクランクは1位:飲食、2位:高血圧、3位:喫煙、そしてこの大気汚染
の順となっており、全体の15%を占めています。
中国の首都・北京では、PM2.5(微小粒子状物質)で起こる健康被害を危惧した外資系企業の駐在員
などが中国国外へ避難する事態にまで発展しており、未だに大気汚染が止まらないは中国だけの問題
ではなく、もはや世界各国の問題となっています。
中国を脱出しているのは外国人のみに留まらず、お金があり裕福な中国人たちは、まだセーフとされて
いる四川省・雲南省・福建省・などに移住するなど、首都圏から田舎のリゾート地などへと次々に
引っ越しているようです。
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