他の栄養素を阻害してしまうことも
きゅうりが「世界一栄養がない野菜」としてギネスに認定されギネスブックに掲載されてたと言われて
いますが、これは噂話でも都市伝説でもない事実なのです。
しかし、掲載されたギネスブックには野菜としてではなく「果実」という扱いになっています。
欧米人はきゅうりを果実と分類しているようですが、私達の感覚では限りなく野菜ですよね。
きゅうりは約90%以上が水分なので殆ど水と言え、カリウム・カロテン・ビタミンCなど栄養素が入って
はいますがその量は本当に僅かな上、厄介なことにビタミンCを酸化させてしまう「アスコルビナーゼ」
という酵素も入っているのです。
よって、何かと一緒に食べる際に他の食べ物のビタミンCの効能を低下させてしまうとにもなり、
ビタミンCが沢山ある食材と一緒に調理する時はアスコルビナーゼの働きを抑制する酢を使うのが
ベストです。
きゅうり自体に栄養素があまりないのに、他の食材の栄養素を阻害してしまうとは厄介ですね。
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