加工されている事実を知ろう
かつては「牛肉」は高級食材で庶民が買うような肉ではないとされていたため、本当ならば廃棄される
牛脂やクズ肉を使って、誰でも気軽に買えるように加工した「成型肉」が使われていましたが、今日でも
スーパーなどでお馴染みの「サイコロステーキ」などはこの成型肉を使用した肉なのです。
成型肉は、脂身・筋・脛肉・腹横筋・内臓などの肉の切れ端を寄せ集めて、接着剤である「結着剤」で
固めてカットして各業者へと流れています。
また、一部の激安焼肉チェーンでは「霜降り加工肉」、言わば「なんちゃって霜降り肉」を出している
ようで、これは成型肉に機械で圧力をかけ、牛脂や練乳を圧入して作られるものですが、一見すると
霜降り和牛と遜色ないということです。
その他「柔らか加工肉」もあり、繊維や筋をより細かく切断した後に酵素添加剤を加えて強制的に柔ら
かくしたものです。
一部の激安焼肉チェーン店の裏側にはこのような事実があり、ライバル店との激しい競争を繰り広げて
います。
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