酒癖が悪すぎて人を殺すことも
薩摩藩士・戊辰戦争・明治政府第二代内閣総理大臣として活躍した「黒田清隆」ですが、彼はとても
酒癖が悪かったらしく、西南戦争で活躍し尊敬の念を抱いていた西郷隆盛を死に晒してしまったことを
悩んでおり、ますます酒を飲むようになっていったとされています。
酷すぎる酒癖は、北海道開拓長官時に大砲を打ち放ち民間人を殺してしまうという事件を起こして
しまい、その時は遺族に大金を渡し許しを得ようとしていますが、泥酔して妻を斬り殺したという噂
まであったのです。
妻の死因は病死とされていましたが不審な点がたくさんあり、黒田夫人を病死判定したのは警視庁の
大物幹部で、しかも元薩摩藩士で黒田と関わりが深い人だったため「黒田の罪を庇ったのでは」という
疑問が持たれています。
その後、政敵の井上馨の自宅に酔っ払った状態で侵入するということも起こして顰蹙を買いました。
黒田は結局脳出血で死亡しましたが、自分自身の身体を酒で破壊したと同然ですね。
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