資産・財産を殆ど使い果たす程の人物
女性でありながらも会津戦争では銃を手に果敢に戦った「新島八重」は、2013年のNHK大河ドラマでも
有名になりましたが、まさにその通りの人物でした。
やがて新島襄と結婚しましたが、レディーファーストを積極的に行う欧米風で、一足先行く夫婦でも
ありました。
しかし、八重は金銭感覚にちょっと難があり「浪費家」という性格も持ち合わせていました。
病死した八重の夫は、不動産などを所有しており質素倹約の性格で多くの財産を残していましたが、
そのせっかくの財産を八重は全て溶かしてしまっています。
八重は茶道に熱心に打ち込んでいたとされ、そこへ大半の財産を注ぎ込んでいたということです。
また舶来の物を非常に好み、服・帽子・靴なども買い漁り、一夏に着物を20着も買ったという説も
あります。
会津は保守的であったため、武家の者がお金に触れることは良くないとされており、そのような環境下で
育った八重が金銭感覚に乏しかったのは仕方がありません。
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