高層ビルを高速で上下するエレベーターは、
日本が世界に誇る技術の一つです。
日本で代表的なものは、東芝が作った
エレベーターには東京スカイツリーがあります。
売上では欧米大手の4社にかなわないが、
速度・静かさ・待ち時間を短縮する
システムを武器として、世界市場でも健闘しています。
2004年に台湾に完成した超高層ビルに、
世界最高速のエレベーターを納入しています。
地上1階から89階までを39秒で結ぶ
分速1010メートル(時速60.6キロ)が設置されています。
ビル名は「TAIPEI101」。
このビルの高速は、ギネスの
世界記録として認定されています。
東芝を超えると注目されているのが、
三菱電機です。
2014年に完成予定の「上海中心大廈」
(地上632メートル)の注文を受けて、
実験の段階では分速1080メートルを実現しています。
一方、2010年には日立製作所が
「GTOWER」(高さ213.5メートル)を完成させている。
世界で最も高いエレベーターの研究を中心として、
世界で最高速・最大級のエレベーターの開発に
日夜取り組んでいます。
一時期、テレビでエレベーターの故障騒ぎが
ニュースで取り上げられていましたね。
安かろう、悪かろうで故障やケガをしてしまっては
生活を脅かされてしまいますよね。
その点でも、日本のエレベーターは
安全性と高速化のための技術を高めているからこそ
世界からも受注があるのでしょうね。
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