決して甘く見てはいけない虫歯
「虫歯で死ぬ」ということを聞いたことがあるでしょうか。これはデマではありません。
虫歯は早めに治療すれば特に心配する必要はありませんが、長期間放置すれば原因菌が顎の骨へと侵入し
炎症起こし、炎症部分から血液に乗り身体中に運ばれると、最悪の場合敗血症で死に至ります。
また、脳梗塞を発症する場合もあるとされており、虫歯を甘く見てはいけない事実があります。
幕末に松前藩士で新選組隊士として活躍した永倉新八は、激動の時代を無事生き抜き大正時代まで生活
を送っていましたが、虫歯の放置による敗血症で死亡しています。
江戸時代はまだ歯科医療が十分に発達しておらず、虫歯が原因で亡くなった一般庶民はそれなりにいた
とされています。
今日において虫歯で死ぬ人はそうそういないと思いますが、決してゼロではありません。
死ぬことはなくても、炎症が悪化して手術や入院をしなければならないという事態にならぬよう早目に
治療してもらうようしにましょう。
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