睡眠時間を適当に考えてはいけない
睡眠不足が習慣化すると「レプチン」という食欲を抑制するホルモンが減りますが、逆に「グレリン」
という食欲を促進させるホルモンが増えてしまいます。
睡眠と体内時計は脳の「視床下部」という場所にあり、ここは摂食や食欲など分野にも非常に関連
する部分で、睡眠不足は生体リズムを崩すことになるため太り易くなるとされています。
よく「寝てばっかりでは太る」ということを聞いたり、そういうイメージを持つ人がいると思いますが、
実のところは逆なのです。
睡眠不足はもちろんダメですが、寝過ぎも不健康の一因です。
身体を休めるための「ノンレム睡眠」は長い程短くなってしまい、過度の睡眠は脳の働きを鈍すると
されています。
7時間睡眠の人と8時間睡眠の人を比べると、8時間睡眠の人の方が死亡リスクが12~13%も高いという
見解もあります。
健康的な身体を維持するためには、短い睡眠でもダメだし長い睡眠でもダメで「適度な睡眠」が非常に
重要なのです。
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