動物や植物という自然界に存在する生命体は、命が尽きると腐敗していきます。
もちろん人間もそうで、人間が死ぬとその遺体を放置すれば次第に腐敗していきますが、一番先に
腐敗が始まっていくのは内臓です。
人間の腸内には大腸菌などの大量の細菌が存在しているために内臓から腐っていきます。
大量の細菌に侵食されていくため、腐敗の速度はとても早いです。
しかし、病気や疾患で入院している人などは自己免疫細胞の働きの低下で抵抗力がかなり弱っている
こともあるため、入院中に緑膿菌に感染してしまうなどといった院内感染を防止するため、多量の
抗生物質が投与される場合がありますが、抗生物質の投与が長く続いていると、腸内細菌の殆どが
死滅してしまうため、こういったケースの人は腐敗速度は遅いです。
また、「現代人は防腐剤を含んだ食べ物を多く摂取しているから腐敗しい」といったことが言われて
いることがありますが、それはデマであり都市伝説的なことです。
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