ラジコン操作の無人ヘリコプターが、
災害時や事故の空からの撮影・農薬散布などの
農作業で使用されているのは、知っているでしょうか?
[note]人が近づけない場所、広範囲の農地には、
欠かせないラジコンへりとして活躍しているようです。[/note]
このラジコンヘリは世界のシェア40%を占めており、
開発したのは広島県府中市にある
「ヒロボー」という会社です。
ちょっと、珍しい社名ですが、広島紡績の前身に由来しているという。
[important]紡績事業の不況を煽って、ヒロボーでは
プラスチック事業とエレクトロニクス事業を
展開することになりました。[/important]
当時、「世界一」を目指せる分野として、
目を付けたのが、競合会社が2社しかなかった
ラジコンヘリコプターでした。
1983年、ホビーは低価格のラジコンヘリが
年間5万機を売り上げており、世界のトップに君臨しました。
その後は、ヤマハと産業用のラジコンヘリコプターの
開發に成功しました。
2010年は、千葉大学と共同研究を行い、
リチウムイオン電池を搭載した
ラジコンヘリコプターを開発しました。
今後、燃料を積まない事で軽量化と安全性を
向上させる事ができると、商品化に向けて
研究は継続されています。
ラジコンヘリは、趣味など以外で使う事がないと
思っていましたが、人の行けない場所へと
飛んでいけることから、色んな分野での用途が
増えそうですね。
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