[note]世界で最も長い吊り橋は、
神戸と淡路島を結ぶ「明石海峡大橋」です。[/note]
吊り橋は一般的に、2本の主塔の距離「支間長」で表すそうです。
「明石海峡大橋」の最大支間長は1991メートル、
全長は3911メートルにも及ぶと言います。
戦前から明石海峡に橋を架ける計画があったものの、
技術面の問題・大型軍艦の航行に支障があるとして、
実現できずにいました。
その後、橋の工事に着手したのは、1988年でした。
1995年には工事現場直下の起こった
阪神・淡路大震災により、地盤の移動して、
橋の全長が1メートル伸びたと言われています。
この地震により、基礎工事で水中でも分散しない
「水中不分離性コンクリート」が開発される事になりました。
そして、1998年には、10年間の工事を経て、開通しました。
現在は、イタリア本土とシチリア島を結ぶ
「メッシーナ海峡大橋」は、
最大支間長3300メートル、全長5070メートルという、
「明石海峡大橋」の約1.7倍のスケールの
橋を建設計画が進められています。
施工会社は、日本のIHI(旧・石川島播磨重工業)が
建設にあたることが決まっています。
この橋の開通は2018年を目指して、進められているのです。
大きい橋も地理的に必要な所もあるでしょうが、
東日本大震災などの災害が起きた時に、
それに耐えられる構造の橋を作って欲しいですね。
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