中国公安当局は2013年2月「病死した家畜の肉」「水を注入して重量を増した注水肉」「有害・有毒肉」
などを製造販売していたとして、中国全土の闇市場・工場の1,721ヶ所を一斉摘発し閉鎖に追い込み
ました。
これにより逮捕された業者は3,576人にも上り、20,000t程の偽装肉も押収したことも公開しました。
山東省の闇組織の例では、ネズミやキツネを上海などから持ってきてはラム肉として販売し、着色料や
ゼラチン等を駆使してあたかもラム肉かのように見せていたようです。
これらの偽装・違法肉は当然ながら検疫も受けていません。
また他の闇業者の例では、2013年1月に中国大手精肉業者の「河南大用グループ」は病死した鶏を国内
のファストフードに流していたことでパニックとなり、峡西省では法外に屠殺した子羊の肉を食べた人が
死亡する事件も発生しています。
強烈な農薬成分が出た肉もあり、もはや中国市場は無法地帯の恐ろしい事態となっています。
コメント