止まらないエイズウイルスの感染
モザンビークや南アフリカと国境を接しているアフリカ大陸の国「スワジランド王国」は世界一エイズ
(HIV)感染率が高いと言われており深刻な問題となっています。
国境なき医師団(MSF)の発表では、以前のスワジランドの平均寿命61歳でしたが、これまでの20年間は
エイズの影響で31歳に(41~43歳というデータもあります)なっているということです。
2002年にWHO(世界保健機関)が発表した内容によると、スワジランドで亡くなっている人の61%は
エイズによるものと断定されているようです。
一夫多妻制のスワジランドでは、子供を多く持つ人物が賞賛される伝統文化のため、男性はコンドームの
着用にあまり良い顔をしていないようです。
また、結婚していなくても多数の女性との間に子供を設けるのもごく普通とされており、性行為への
思考が変わっていることもエイズが広がる一因であるされています。
スワジランドには人口の約10%である100,000人を超えるエイズ孤児が存在すると言われています。
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