確実なプロミスをするための儀式
特に子供の頃、友達と約束する時に「ゆびきりげんまん」をしたことはありませんか?
実はこのゆびきりげんまんには非常に恐ろしい由来があるのです。
ゆびきりげんまんは昔、遊女(今日で言うところのキャバクラ嬢)がお客さんに小指を切り渡していた
ことが由来となっています。
遊女はお客さんを捕まえるために、あることないことを話したりしながら誘惑するわけですが、そんな
ことはお客さんの方も承知のことです。
よって、話だけでは信用が得られないため、誠意と確実に約束するという意味を込めて指を渡していた
ことがあったようです。
しかし、実際には指を切り渡すことは稀で、死体の指を買ったり米粉や蝋で作ったニセの指を渡したり
していた人もいたようです。
この辺りは遊女にしてみれば当然で強かな行動といったところでしょうか。
また「げんまん」ですが「げんこつ10,000回」の略で「約束を反故にしたら10,000回殴る」という
意味で、「針千本飲ます」も同じような意味が込められています。
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