武士道の心得に驚くべき内容が
「葉隠」の認知度が高い一節に「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」という文句がありますが、これは
肥前国佐賀鍋島藩士「山本常朝」が話し、武士道の心得なるものを書いたものです。
しかし、「死ぬ事と見付けたり」の一節だけがクローズアップされすぎているせいで、どうも一部の人は
意味を履き違えているようです。
この書の内容は、死を美化することを述べているのではなく「部下の失敗をどうフォローするか」
「嫌いな上司からの誘いから上手く切り抜けるテクニック」「人前で恥をかかないための行動」など、
現代社会人のためのビジネスマナーアップブックに近しいものであり、しかも驚くことに「同性愛
(衆道)の心得」までも解説しています。
内容としては初めに「衆道の心構え」を説き、「愛する人は一生に1人だけにせよ。何度も替えては
いけない」「5年程付き合ってから相手を見極めるべき」「付き合う相手が浮気者ならば価値はないから
別れよ」などと、以外にも常識的です。
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