好物のために進化したと言われる指とは
熊の仲間は通常、全ての指が一直線に並んでいて、人間のように親指何かを支えながら「掴む」と
いうことができませんが、「ジャイアントパンダ」は好物である竹の葉を食べるためかは不明ですが、
5本指にプラスして人間の手でいう親指の場所に6本目の指を発達させ掴めるようになっていました。
ジャイアントパンダには手首の骨の1点が肥大化した出っ張りがあり、橈側種子骨(とうそくしゅ
しこつ)という骨を6本目の指として竹の葉や筒をホールドしていると思われていましたが、最近の
研究によると、この6本目の指にと言われている骨は人間の親指のように自由自在に動かくことが
できないことが判明しました。
それでは「なぜ掴むことができるのか」という疑問が出てきますが、驚くことにジャイアントパンダ
は7本目の指を持っていたのです。
小指の外側に位置する副主根骨(ふくしゅこんこつ)で支えることができるため、竹を器用に
ホールドすることができていたのです。
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