これは迷信なのか事実なのか
「焦げついた肉を食べるとガンになる原因になるから食べない方が好ましい」
「焦げた肉は食べてはいけない」ということをよく見聞きしますが、その根拠は一体どこにあるので
しょうか。
2009年にアメリカのミネソタ大学が発表した研究によると、「高温で焦げるまで焼かれた肉を継続して
食べると、膵臓ガンになる可能性が60%も上昇する」ということを報告したようです。
また、南カリフォルニア大学のアミット・ジョシー博士他研究チームは、「牛肉や豚肉などの赤身を
1週間に1.5回以上焼いて食べる人は、前立腺ガン(男性特有の病気)を患う可能性が30%上昇する」
ということを突き止め、さらには高温で焼いた赤身肉を1週間に2.5回以上食べる人は、前述のガンに
なる可能性が40%にまで上昇してしまうということです。
肉の加熱調理は非常に大切ですが、過度に焼くとこういったリスクが高まるようですので、くれぐれも
焼きすぎには注意するよう心がけましょう。
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