飲料会社の大塚製薬には「ポカリスエット」という私たちにとても馴染み深い飲み物がありますが、
これは元々「飲む点滴」というコンセプトで開発された飲料で、人間の体液にかなり似ている
「電解質溶液」です。
このポカリスエットの主な成分は、カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムなどで、風邪
をこじらせ体調を崩した時に受ける点滴の成分にかなり近いです。
風邪をひいて尚且つ下痢の時は、身体の「電解質バランス」が乱れている状況なので、単純に水分を
補給するよりは点滴やポカリスエットの方がより良く吸収されるためベターです。
しかし、点滴とポカリスエットでは効能・効果が全く異なるかと言えば、そうではありません。
ポカリスエットには若干糖分量が多いというデメリットがありますが、それは非常に些細な問題で、
ポカリスエットは殆ど同じ効果で十分点滴の代わりになると言っても差し支えありません。
また、ポカリスエットと似ているのがスポーツドリンクの「アクエリアス」ですが、こちらは若干成分
に違いがあり、ポカリスエットよりもカロリーや糖分が抑えられています。
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