日本で最も大きな水槽と
ジンベイザメで有名な、沖縄県の美ら海水族館。
皆さん行かれた事はありますか?
あの迫力には圧倒されてしまいます。
この水族館の売りは、やはり「黒潮の海」と呼ばれている巨大水槽です。
水族館のガラスを見てもらえば分かりますが、
水圧に耐えれるように、数十cm単位の厚さを使用しているようです。
この水槽に使用されているアクリルパネルを
香川県高松市に本社を構える日プラです。
なんと社員数80名程の会社ですが、
水族館用のアクリルパネルでは、
世界に70%のシェアを持っているというから、驚きました。
日プラは元々、電気メーカーの下請け工場として開業してきました。
しかし、地元の水族館にアクリル製水槽を納品したのを、
きっかけとして、水族館用水槽に特化した事業展開を開始しました。
薄いアクリルパネルを何枚も重ねてせいぞうするのですが、
特殊な接着剤を使用して、巨大な水圧に耐えられる強度と
透明度を実現化しました。
現在では、世界50ヶ国以上、180以上の水族館や動物園へ納入されている実績があります。
2002年には美ら海水族館の水槽パネルが世界最大として、
ギネスの世界新記録に認定されています。
その後は、2008年に更に巨大な水族館用水槽パネルを、
ドバイの「ザ・ドバイモール水族館」に納入しており、
ギネスの世界新記録を更新し続けています。
沖縄に行かれる際は、是非とも沖縄県の美ら海水族館に
立ち寄ってみて下さい。
今までと違う視点で、水族館を楽しめるかもしれませんね。
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