ボールペン用微細バネのミクロ発條は世界のトップクラス。
というから驚き!!
細かい仕事や寸分と狂うことのない製品には、
器用な日本の技術は欠かせないと言われています。
まして、ボールペンに使用されている微細な
部品のバネ等の製造は、他の国には
真似の出来ない技術かもしれませんね。
このボールペンの微細なバネを作っているのは、
長野県諏訪市に本社を置くミクロ発條という会社
で、
国内シェア7割、世界シェアでは5割を占めていました。
そんな折り、大手筆記具メーカーにより、
インクの漏れにくいペン先を製造するため、
バネ作りの開発に着手しました。
ペン先の金属球は、とても微小だった事もあり、
外径約1ミリの微細なバネには困難を極めました。
しかし、筆圧がかかった時にだけ、
インクが出る構造の開発に成功しました。
このボールペンに欠かせない先端にある金属球を
支えるバネでの、筆記具メーカーの需要により、
量産の体制を整備した事により、世界のトップシェアを獲得しました。
今や外径0.07ミリの世界で最も微細なバネの
量産に向けて、日夜挑戦し続けているのです。
さすが、細かい仕事が得意な日本の技術者ですね。
いつも使う日本のボールペンですが、ひとたび海外に
出ると、比較できるほど素晴らしいボールペンが
存在しないことに気づきます。
たった100円程度のものにも手を抜かない。
日本の技術には感謝します。
ちなみに、日本製ボールペンは海外では
すごい人気で、使っていると海外の人に
とても欲しがられてしまいます。
コメント